自分の仕事について人に理解してもらうのは難しいという職種の人は大勢います。仕事内容について説明はできても、魅力について共感してもらえるような仕事はあまり多くはありません。しかし、IT系のエンジニアは自分の仕事を誰もに理解してもらうことができる面白さがあります。ITは多かれ少なかれ人々が目にしているものであり、それを使って仕事をしていることを大まかに理解してもらうのは簡単です。

特に開発系の仕事をしている場合には成果物が形になるので、目で見えるようにして理解を促すことができます。そのため、比較的苦労なく一般の人に仕事の魅力を理解してもらえるのです。この面白さをエンジニアが実感できるのは、私生活の時間を十分に確保できるようになってからという傾向があります。転職や転属などによって私生活を楽しむ余裕が生まれてくると、自分がやっている仕事について家族に話をする機会が得られるようになるからです。

家族に仕事の魅力を理解してもらい、自分が作り上げてきた成果物を見てもらうと楽しみを共有することができます。家族が興味を持ってくれるとますます仕事を頑張ろうという気持ちも生まれるでしょう。このようにしてワークライフバランスが理想的な形に整えられます。

ITがとても身近なものになっているからこそ、エンジニアの仕事は家族にも気軽に聞いてもらえる内容です。それに着目して家族とのコミュニケーションを取るとワークライフバランスが充実するでしょう。